共働きが増え、最近保育園を選ぶ家庭が多くなってきました。
また、幼稚園も乳児保育や預かり保育を行うところが増えてきましたね。
さて、保育園と幼稚園の違いや、それぞれのメリット・デメリットはご存じでしょうか?
どちらにしようかお悩みの方の参考になればと思います。
幼稚園
対象年齢:満3歳~5歳児(乳児保育も行っているところもあります)
正規教育時間:9時~14時
預かり保育 :7時30分~9時 / 14時~18時30分
保護者負担 :3歳から5歳児は幼児教育無償化により0円となります。
満3歳児については、月額0から9000円(上限)【横浜市の場合】
※市民税額に応じて異なります
<特徴>
- 預かり時間が短い
- 幼稚園は「教育」が目的のため、リトミックやプリント学習、体育、制作など決められた時間に行う
- 小学校の授業のようにクラスの子みんなと一緒の活動をすることが多い
- 小学校入学前にひらがなを覚え、最低限自分の名前を書けるようになる
- サッカースクールなどと提携している幼稚園は、幼稚園の学習時間内にプロのコーチに教えてもらうことができる
- 英語に力を入れている幼稚園は英語教室を設けており、早くから異文化にふれることができる
- 発表会を完璧に仕上げてくる。子供によってはツライ。
- ママ友との距離感が近い
- 親の出番が多い
保育園
対象年齢 :0~5歳児
保育短時間 :8:30~16:30
保育標準時間:7:30~18:30
保護者負担 :3歳から5歳児は保育無償化により0円となります。
※3歳児未満は給付認定保護者とその配偶者の市民税額等により決定されます。
<特徴>
- 預かり時間が長い
- 自由遊びが多い
- 同じ時間にみんな同じことをするのではなく、個々の遊びを尊重して思い切り遊ばせてくれる
- 泥んこ遊びなんのその
- 「遊び」からの「学び」を重要視する
- 教育的なことはほとんどない
- 親の出番が少ない
- ママ友とは程よい距離感
- 長時間こどもと共にする先生も家族同然、育児の悩みを相談できる
- 療育の資格を持った先生が定期的に来訪する保育園もあり、その場合専門家に育児相談できる。
また、発達障害等の傾向を早くから見つけやすい
(次男はここで指摘され小学校前に診察を受けることができました)
- みんなで同じことをする必要が無いので、こどもの得意をめいいっぱい伸ばせる
- 異年齢保育がほとんどで、色々な子とコミュニケーションがとれるようになる
また小さい子への思いやりを学ぶことができる
- 子供主体の楽しいイベントをやらせてくれる(明日は園庭でランチしたいな。。じゃどんな準備が必要かな?どうしたらできるかな?まで考えさせてくれる)
- みんなが活動していることでも、やりたくなければ無理強いしない。その子の心が向くまで何日も待ってくれる。
どちらがいいかは、子供の個性に合わせてでいいと思います。
が! 実は私は保育園派なのです(^^)
保育園をすすめる理由は?
長男は初めは幼稚園、その後保育園に行ったのですが、他の子と同じ行動をとるのが苦手な子だったので、保育園の方がのびのびと過ごすことができました。
幼稚園ではみんなの勢いにのまれて中に入って行けず、いつも隅っこで様子伺い。
発表会も大の苦手でした。きっとあのままだったら、自信をつけさせる・自己肯定感を高めることはうちの子は難しかったと思います。
保育園に行ってからは見違えるようにのびのびとして、好きなことが同じの気の合う友達ととことん遊びこむことができました。
幼児の大事な時にこの時にしかできないことをしたり、遊びこむことができるのは個性を伸ばしたり自信をつけることにもつながり、本当に良かったなと思います。
0~6歳は人格形成に最も重要な時期と言われています。
たくさんの遊び、同級生や異年齢の友達との関わりを通して、「生きる力」「自ら育つ力」「自分の力で考えて行動する力」「自己肯定力」等を育むことができます。
個人的には勉強よりも、こういったことが幼児には大切だと感じています。
勉強よりも、英語よりも、今しかできない泥んこ遊びをたくさんやらせてあげたい。
創造力・想像力を養ってあげたい、と思うのです。
うちの子たちは、保育園の楽しい思い出と数々の成功体験の積み重ね、それらがきちんと彼らの糧に今でもなっているようです。
幼児期の体験・経験は小学生になっても活きると感じています。
以上が私が個人的に保育園をすすめる理由です。少しでもご参考になればと思います(^^)
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