保育士になる!と決意してから半年で、独学で一番安く一発合格をした私が、実際に使った教材や勉強方法やコツをご紹介します。
- そもそも受験科目って何があるの?
- ズバリ!使ったテキストや問題集は?
- 半年で合格した勉強方法は?
- 試験一か月前にやること
など、実際の経験をふまえてご紹介。
試験を決意した人はもちろん、受けるか迷っている人、独学でできるか不安な人にぜひ読んでもらい、できるだけたくさんの人に「保育士」という夢を叶えてほしいと思います。
【保育士試験】そもそも受験科目は?
筆記試験の受験科目は9教科、以下の通りです。
保育原理・教育原理・社会的養護・子ども家庭福祉・社会福祉・保育の心理学
子どもの保健・子どもの食と栄養・保育実習論
科目の大さにびっくりされたでしょうか。
科目は違えど内容はつながっている部分が多く、幅広く勉強することで全体像をつかんでいけるのではないかと思います。
すべての科目が6割以上できれば合格。
しかし、いわゆる「ニコイチ」と呼ばれる「教育原理」と「社会的養護」は、2科目共に6割以上とらなければどちらも不合格になってしまいます。
【保育士試験】一発合格!ズバリ!使ったテキストや問題集は?
オススメのテキストは?
■福祉教科書 保育士完全合格テキスト上・下
■福祉教科書 保育士完全合格問題集
基本的にはこの三冊で勉強。
■保育所保育指針
常に持ち運び読み込むことが合格への近道。
■1回で受かる!保育士過去問題集 近喰晴子氏
試験1か月前からやり込みましょう。
テキストはこれ!福祉教科書 保育士完全合格テキスト上・下
過去の出題された部分には必ずマークがしてあったり、図解が多いので、初めて勉強する人にも分かりやすいテキストだと思います。
単元ごとに小テストもついているので、理解度チェックもできます。
ただテキストだけではどうしても問題数が少ないので、同シリーズの問題集も併用するのをおすすめします。
問題集はこれ!福祉教科書 保育士完全合格問題集
過去10年以上の本試験を分析してつくられた信用のおける問題集です。
一問一問すべてにしっかり解説がついており、なぜ間違ったかや、そこから波及して知識を広めていけます。
本試験1回分を収録してあり、実際の試験問題に触れることができますよ。
保育所保育指針
勉強し始めている人はすでに知っているかと思いますが、
保育所保育指針を制する者が保育士試験を制する!
といっても過言ではないほど、大事なものです。
特に「保育原理」は保育所保育指針(全文)の中から、穴埋め問題や指針内容に照らし合わせた問題が頻出します。
そこまで量はありませんが、暗記するとなると一両日では不可能です。
勉強し始めた時から、何度も何度も読み込んでおくことを強くおすすめします。
ということで、
テキストの末尾にも保育所保育指針が収録してありますが、持ち運ぶには少し重い。。
そんな時活用したのが、保育所保育指針の単品です。
数百円くらいで買える薄い冊子で持ち運びに便利。
通勤中やちょっとした空き時間に読みやすいですよ。
試験直前はこれ! 1回で受かる!保育士過去問題集
実際の本試験問題により多く触れることが大事!
この問題集は、過去3年4回分の筆記試験問題が収録されています。
マークシートもついて本試験と同様の感覚で臨めますよ。
理解度の最終確認にはもちろん、問題傾向の把握、言い回しにも慣れることができます。
同じ事柄についても試験ごとに違う視点から問われたりするので、何回も繰り返し説いて、さらに理解を深められるといいですね。
>>保育士実技試験について知りたい方はコチラ
【保育士試験】独学!半年で合格は無理?
十分可能!
思い立ったのが4月、せっかくなら現場で学びながら試験勉強をと思い、保育補助に転職。
保育現場で学びながら資格取得に励みました。
覚悟して始めたものの、仕事や子育てをしながら勉強時間を確保するのは大変。
仕事の休み時間や、通勤時間、家事の合間などの隙間時間を使って勉強していました。
土日どちらか主人が休みの時は、子供を預けて部屋にこもる日も。主人に感謝!
一通りやってみて思うのは、全体的な概要をつかめたら、あとはひたすら問題を解いていくだけなので、ちょっとした隙間時間を有効に使えば半年でも十分に合格は可能といえます。
概要をつかむまでがきつい!頑張って(^^)
【保育士試験】独学で一発合格!勉強のコツは?
人によりやりやすい方法は違うと思いますが、短時間で効率よく9科目を勉強する方法を
紹介します。
1.テキストをざっと読み概要を把握する。
2.問題集を解く
3.間違ったところをテキストで確認。
4.1教科終わったところで、もう一度問題集を初めから解く。
5.間違えたところを確認し理解を深める。
テキストを読まずに、まずは問題を先に解いてテキストと照らし合わせていくという方もいましたが、特に福祉系科目は難しすぎて、用語も概要も分からず解いていくのは私には厳しかったです。
福祉系の勉強を今までどこかでされていた方ならその方法もアリですね。
私は全く知識が無いところからだったので、いきなり問題をみてもさっぱりといった具合でした。
実生活に近い「保育実習論」や「こどもの食と栄養」あたりは、なんとなく解けるかもしれませんね。
ただ、テキストばかりに時間をかけていると、問題を解いて実践する場がなくなってしまうので、だいたいの流れや言葉の意味合いが分かれば、どんどん問題を解いていきましょう。
YouTubeを活用
活字がどうも苦手で。。という方は、XやYouTubeを活用することもおすすめです。
有名なのは桜子先生と、けんいちろう准教授。
■桜子先生は保育士試験対策のプロ講師で、書籍も多数出版されています。
Tweets by sakurakosensei
■けんいちろう准教授は実際に保育士として勤め、現在は大学の准教授。
保育士試験対策講座や直前模試などたくさんYouTubeにアップしています。
私は通勤時間や、勉強が行き詰って頭の中を整理したいとき、けんいちろう准教授のYouTubeをよく見ていました。
説明が分かりやすく、声も聞き取りやすい、最後に小テストなんかもついていたりします。
受験直前までお世話になりましたよ(^^)
試験前1か月前にやるべきこと
過去問集をひたすらとく!
おすすめは
■1回で受かる!保育士過去問題集 近喰晴子氏
大学受験などと一緒で、やはり過去問は重要です。
この教材は、過去3年4回分収録し、問題の傾向や予測を立てる上でもとても役に立つと思います。
理解不足なところをあぶりだすにも最適です。
時間に余裕があれば、2か月くらい前から着手してもいいですね。
ほぼ6割以上とれていれば、本試験は自信持って臨んでいいと思いますよ(^^)
【保育士試験】実は一番難しいことって!?
モチベーションを保つこと!
覚悟していても道のりは長く、誘惑も多かったり?と、仕事や育児中の方はとくに挫折してしまいそうになることもあるかもしれません。
そんな時は自分へご褒美をあげたり、試験が受かったらしたい楽しいことをたくさん考えて、自分を適度に甘やかしながら、なんとか踏ん張ってもらいたいなと思います。
思い切って、勉強を全くしない日を設けてもいいですね。
試験勉強中はうちの末っ子はまだ3歳。
1週間のうち1日は何も考えず、勉強もせず、思いっきり末っ子と遊んでいました。
自分の夢のために子供との時間を削っているという気持ちもあったので、何としてでも1度で受かりたい!という強い思いもモチベーション維持につながったような気がします。
余談ですが。。
筆記試験が終わったあと何をしたかというと、とりあえず今まで我慢していた映画を何時間も見まくり、上の子たちに「お母さんやばっ!」と笑われた私。
みなさんも楽しいことを思い浮かべて頑張ってくださいね(^^)
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